プリーシアの抱き枕が…

今回は小説風に起こった事を語ります。

「よし行こう。」

俺はよれよれのシャツをまとい、多少大きめなかばんを持ちつぶやいた。

待ち焦がれたこの日。眠れぬ夜をいくらも越えて、今日という日を待っていたのだから…。

朝は多少寝坊したものの11時前には祖父地図についた。

駆ける足、弾む心。その二つが俺の体を推し進めた。そして念願の5階へ…。

「やっぱり多いなぁ…」

とぼやきながらも新作コーナーで目当てものを探す。予定通りといっては何だが、「たまたま」「たゆ唄」はちゃんと確認できた。しかし…

「ない…。」

俺は何度も確認したさ。新作コーナー以外に置かれているのだろうとまで考えたさ。でも、どんなことを考えたところで現実は変わらない。

その厳しい現実は、俺の意識を朦朧とさせた…

「プリズムアークがないだと…」

抱き枕がもらえない。プリーシアと神楽のテレカももらえないのか…。

周りが色を失った世界にしか見えない。それぐらいショックだったんだ。そんな世界でも俺は…

「…たまたまとたゆ唄は買っておかないと………。」

震える足で俺はレジに向かう。ありえないほどの長蛇の列であったがプリズムアークがなかった精神的ダメージがひどかったために全くといっていいほど気にならなかった。

しかしレジに着いて俺は意識を取り戻しつつあった。値段が以外に安いというどうでもいい感想のためだったが。ほかにもこの2つともテレカがもらえるというのもあったが…。

ないことが分かったので虎の穴へは行かず、あえてゲーマーズへ。すると…

「あった…。あったんだ！やはりここにはあったんだ！！」

俺は吼えた。確かにそこにあったのだ。プリズムアークという待ち焦がれた物が。

残り2つしか残ってなかったために俺はそれを手に取り、即レジへ。またも長蛇の列であったが心の高揚のためか待つ時間がそんなに感じられなかった。

値札シートに貼られた金額を見るまでは…

「なんだと！？」

ホント一瞬だった。俺は棚に戻すことさえ考えたさ。その金額は…

「メーカー希望価格通りの13500円（前後）だと…。たまたまとたゆ唄の2本とあんまりかわらねぇじゃねぇか…」

と感じたがここで引いたら漢が廃る！

俺は迷いを断ち切り悠然とした態度でレジに手渡した。それを受け取ったときの重さはいつまでも忘れられないだろう…。

ありえないほど膨らんだかばんをを持ちながら電車を待つ。そこに最大の敵が現れるとは知らずに。

「おぉ～。ハム次郎やん」

非オタという最大の敵出現。たまたまかばんに入っていたヤンジャンをあげたら、荷物のことを気にせずはしゃいでるのである意味スライムよりも弱かったんだがな。

そして家に帰ると俺の旅は終わった。数々の困難を乗り越えてきただけあってさすがに体が疲れた。俺はその場に倒れこんだまま深い眠りついた…。（終）

 

…まぁ単に祖父地図でプリズムアークを買えなかったことを愚痴りたいだけなんですけどね('A`)

てか朝方日本橋にいた方は見たと思いますが、ハリセンボンの箕輪はるかがいましたよね？立ち止まってみてたの私だけだったんですが、勘違いだったのか？でもテレビ撮影中って紙もった人いたしなぁ…。

まぁ「たゆ唄」を少ししたのですが、どう見ても「トル○コの大冒険」です。まぁ面白いんですけどねｗ

プリズムアークはインストに3時間かかるとの噂なので夜にでもインストしようかな～ってとこですね。

皆さんは買いたいゲームを買えましたか？買えなかった人はご愁傷様です(;´Д`)